女性は、閉経の時期を迎えると、様々な精神的、 身体的変化に直面します。PMSによる気分のむらはなくなってい るのに気がつくと思いますが、 軽いうつや不安の症状が出る人もいます。また、代謝が悪くなり、 性欲が減少し、ほてりがでたり、 不眠や骨量減少の症状に悩まされる人もいるでしょう。 次にある栄養面について気をつければ、 症状をいくつか改善出来たり、 時には全て解消する場合もあります。
体重の増加を防ぐ
更年期障害、閉経の前の期間は、生理が不規則になり、 代謝が悪くなり始めるため、女性は、 今までと同じように食べると体重が増加するようになります。 したがって、更年期の女性は、糖や脂肪の多いものではなく、 栄養価の密度が高い食品を食べるように気をつけなければなりませ ん。
食物繊維を十分に取る
量を少なめに取り、食事を終えたときに満腹感を得るためには、 食物繊維の多い食品を選ぶことです。食物繊維は、 おなかを満たす間隔を作り出し、お通じを正常にし、 悪玉コレステロールの値を減らします。食物繊維が多い食品は、 新鮮な果物、野菜、そして、オート麦、麦、 玄米などの全粒穀物になります。
十分な量のたんぱく質を取る
十分なたんぱく質は、健康を維持し、病気、感染症、 ストレスからの回復に不可欠です。卵、肉、乳製品、豆、 レンズ豆などは、たんぱく質の優れた供給源です。
カルシウムが豊富な食品を増やす
カルシウムは、強い骨を作るために不可欠なので、 骨粗鬆症になるリスクの高い閉経後の女性には、欠かせません。 カルシウムは、サプリメントでも取れますが、 カルシウムが多く含まれているヨーグルトやチーズなどの乳製品や 、濃い緑の葉野菜やナッツを食べると良いでしょう。
症状の引き金となる食品は避ける
皆が同じというわけではありませんが、時々、「引き金を起こす」 食品がほてりの原因となる場合があります。カフェイン、 アルコール、辛いスパイスなどは、引き金となる食品の一部です。 更年期の女性は、このような食品を減らすべきですが、一度、 そういった食品を避けてみて、 症状が改善するかどうか確認してみましょう。
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